コンセプト
ミッション
弘前れんが倉庫美術館は、地域のクリエイティブ・ハブ(文化創造の拠点)となるために、活動の基盤として3つのミッション(使命)を設定します。
1. 建築の記憶の継承と、新たな空間体験の創出
・近代産業遺産である煉瓦倉庫の記憶を、未来へ継承
・建築と共振し人々の創造性を喚起する作品を通じて、新たな空間体験を創出
2. 地域の新たな可能性の開発と歴史の再生
・弘前および東北地域との対話を促し、その自然、文化、歴史を新たな視点から再生
3. 異なる価値観の共有と開かれた感性の育成
・先鋭的な技術や手法を用いた多様な表現活動を紹介
・異なる文化や世界との出会いや交流を生み出し、人々の開かれた感性を育む
特 徴
サイト・スペシフィック(場所性)
―「創ること」「見せること」「収蔵して歴史に残すこと」
建築や地域に合わせたコミッション・ワーク(新たな作品制作)を重視し、完成した作品を展示。さらに収蔵するという一連の流れによって、弘前ならではのコレクションを形成します。
タイム・スペシフィック(時間性)
― 異なる展示のリズムと柔軟な空間の使い方
煉瓦倉庫の可能性を最大限に生かした自由で柔軟な方法で空間を運用し、年間プログラムを構成します。また展示される個々の作品も、短期から長期まで、異なるリズムで展示します。