TALK

「どうやってこの世界に生まれてきたの?」関連プログラムアーティストトーク:「正しい身体」のその先にあるもの

片山真理(アーティスト)
田口美和(タグチアートコレクション共同代表)
聞き手:木村絵理子(弘前れんが倉庫美術館 館長)
2024年9月28日(土)
17:30−19:00(受付開始 17:00)
500円(ワンドリンク付)・事前予約優先
  • 会場:cafe & shop BRICK(弘前れんが倉庫美術館 隣接)
    定員:50名

    手縫いのオブジェやペイントやドローイングで装飾された義足、それらと共に写るセルフ・ポートレイトなどを発表し、つねに自身の身体を通じて制作活動を続けてきた片山真理氏と、タグチアートコレクションの共同代表として片山の活動に注目してきた田口美和氏を迎えて、アーティストトークを開催します。当館館長の木村絵理子が聞き手となり、アーティスト活動と並行して歌手としても活動する片山氏が、「選択の自由」を掲げたハイヒール・プロジェクトをはじめとする作品への思いや、結婚や出産を通じて直面した社会の現実、思い描く未来についてお聞きしながら、田口氏とともにその作品の魅力について語ります。

    片山真理《傍観者 #014》2016年  タグチアートコレクション蔵 ©︎Mari Katayama

     

  • アーカイブ動画

プロフィール

  • 片山真理

    片山真理

    片山の活動の核心は、自身の身体の中で日々を生きることであり、その身体を生きた彫刻、マネキン、そして社会を映し出すレンズとして使っている。手縫い・手作りのオブジェと写真の組み合わせは「自然、人工、正しさ」といった社会の規範的な考えを映し出し、それに挑戦する作品を作り続けてきた。制作の他に『選択の自由』を掲げたアートプロジェクト「ハイヒールプロジェクト」を開始し、義足用の特注ハイヒールを装着し歌手、モデル、講演会など多岐に渡り活動している。
    http://marikatayama.com

  • 田口美和

    田口美和

    ミスミグループ創業者である父・田口弘が始めた現代アートコレクションを引継ぎ運営実務を担う。国内外の展覧会、芸術祭、アートフェア等を多数訪問し、コレクションの拡充につとめるとともに、日本各地の美術館の要請に応じてコレクション展を開催し作品の公開に努めている。2020年8月タグチ現代芸術基金を設立、小中学校へのデリバリー展覧会等コレクションの公益性をより高める活動を開始。現在、サン・パウロ ビエンナーレインターナショナルアドバイザリーボードメンバー、アートプラットフォーム“South South”アンバサダー、として活動中。
    https://taguchiartcollection.jp/

Turn your phone

スマートフォン・タブレットを
縦方向に戻してください