「どうやってこの世界に生まれてきたの?」関連プログラム高山明による弘前大学での講義(公開講座)
高山明 / Port B《マクドナルドラジオ大学》フランクフルト 2017年
タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金蔵
Courtesy of MISA SHIN GALLERY Photo: Masahiro Hasunuma
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会場:弘前大学 教育学部棟 2階・203教室(青森県弘前市文京町1)
定員:一般参加 60名
※本講座は当館が実施する弘前大学への寄附講義「現代美術演習」の一環として行われ、一般の方もご参加いただけます現在開催中の展覧会「どうやってこの世界に生まれてきたの?」では、アーティスト・高山明氏によるアートプロジェクト《マクドナルドラジオ大学》を弘前市内の店舗で実施しています。《マクドナルドラジオ大学》とは、街中のマクドナルドを学びの場である「⼤学」に変えるアートプロジェクトです。
高山氏によるこの公開講座では、《マクドナルドラジオ大学》の制作の背景にある移民や難民との出会いや、今回の弘前での制作過程、さらには現実の都市や社会の中で演劇的発想でインスタレーションやツアー型のパフォーマンス、社会実験プロジェクトなどを行ってきた高山氏の活動についてお話しいただきます。会場までのアクセス
会場までのアクセス情報は こちら(弘前大学ウェブサイト)
*当日は大学正門近くの駐車場および創立50周年記念会館横の駐車場をお使いいただけます作品紹介
高山明 / Port B《マクドナルドラジオ大学》公式サイト
本作は街中のマクドナルドを学びの場である「⼤学」に変えるアートプロジェクトです。⾼⼭は2017年より国内外のマクドナルドや美術館を会場に、このプロジェクトを継続的に展開しています。講義を⾏う「教授」は何らかの理由で故郷を離れることになった移⺠や難⺠など様々なバックグラウンドを持つ⼈たちで、観客は「学⽣」となり、マクドナルドの店内で各⾃ のスマートフォンを使って講義を聴くことができます。本作は世界各地の移⺠や難⺠などの⽅々の考えや経験を知ることで、異なる背景をもつもの同⼠が、ひとつの社会で⽣きていく多⽂化共⽣社会のモデルを模索しようとするものです。
プロフィール
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©Bea Borgers
高山明
1969年さいたま市生まれ。演出家・アーティスト。Port B(ポルト・ビー)主宰。東京藝術大学大学院映像研究科教授。活動は多岐に渡るが、いずれの活動においても「演劇とは何か」という問いが根底にあり、演劇の可能性を拡張し、社会に接続する方法を追求している。著書に『テアトロン– 社会と演劇をつなぐもの』(河出書房新社、2021)など。
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