EVENT

AOMORI GOKAN アートフェス 2024 共通企画栗林隆《元気炉》「Aomori GENKI-RO Trip」

展示期間:2024年8月28日(水)-9月1日(日)
作品体験:2024年8月30日(金)-9月1日(日) 全日17:00-20:00
参加費無料
栗林隆 《元気炉 》2022年 (《蚊帳の外》ドクメンタ15、ドイツ・カッセル)より  Photo:Takashi Kuribayashi

栗林隆 《元気炉 》2022年 (《蚊帳の外》ドクメンタ15、ドイツ・カッセル)より  Photo:Takashi Kuribayashi

  • 「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」の共通企画として、栗林隆《元気炉》が開催館を巡回します。
    栗林隆は空間の内と外、自然と人間、人間同士の間にある境界など、あらゆる時代や場所に存在する「境界」に目を向け、その意味を問い直すような作品を制作してきました。《元気炉》は原子炉の形状をした構造物に薬草の香りを帯びた蒸気を発生させ、観客が中に入る体験型の作品です。作品を稼働する美術館でも各地域に自生する薬草をブレンドして使用。栗林が海外で発表した《元気炉》の映像作品も展示予定です。

    「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」では、「Aomori GENKI-RO Trip」と題して、青森の各地域に伝わる郷土音楽からジャズ、クラッシックなど、地元で活動する奏者たちと音楽家の辰田翔がライブ演奏を行います。さらに写真家で映像作家の志津野雷も同行しその様子を記録します。《元気炉》は2024年のテーマである「つらなりのはらっぱ」を体現するように、青森5館を旅し、各地域に継承される伝統文化や人々との交流をかさねながら、本アートフェスのフィナーレを飾ります。

    ライブ
    参加無料
    ※雨天時は館内が会場になります
    【8月30日(金)】 
    出演:辰田翔(音楽家・作曲家)×七夕会(弘前市役所ねぷた実行委員会囃子方)
    映像:志津野雷(写真家・映像作家・Cinema Caravan 主宰)、岩根愛(写真家)
    DJ:弘前サウナ倶楽部

    【9月1日(日)】
    出演:辰田翔(音楽家・作曲家)×茂呂剛伸(太鼓演奏家)
    映像:志津野雷(写真家・映像作家・Cinema Caravan 主宰)
    DJ:弘前サウナ倶楽部 & chappie

    作品体験の注意事項
    ・中に入る際には、衣服が濡れる場合がありますので、濡れても良い服やサンダルなどでご来場されることをおすすめします
    ・小学生以下のご参加は、保護者が必ず同伴してください
    ・一度に体験できる人数は大人5−6人です。譲り合ってお楽しみください
    ・《元気炉》は、天候や機材メンテナンスのため、急な時間変更や中止が発生する可能性がございます。ご了承の上でご来場いただきますようお願いします

    ※同時開催される他のイベントプログラムについてはこちら

プロフィール

  • 栗林隆
    Photo:Rai Shizuno

    栗林隆

    1968年、長崎県出身。東西統合から間もない1992年よりドイツに滞在、その頃より「境界」をテーマにドローイング、インスタレーション、映像など多様なメディアを使いながら作品を発表。現在は日本とインドネシアを往復しながら国際的に活動する。主な展覧会に、2022年、ドクメンタ15(Cinema Caravan and Takashi Kuribayashiとして)、カッセル、ドイツ。2019年、瀬戸内国際芸術祭2019「伊吹の樹」、伊吹島、香川。2018年「パレ・ド・トーキョー Enfance/こども時代」展、パレ・ド・トーキョー、パリ、フランス。2012年、個展「Water >I< Wasser」十和田市現代美術館、青森など。

  • 辰田翔

    辰田翔

    東京出身。作曲とピアノを学ぶ。 自身のオーケストラ『 NMO / notremusica orchestra 』において作曲、指揮、ピアノを担当。ファッション、映画、展示会、建築施設、美術館、写真展、広告、 民藝、都や県への音楽・音響作品を提供する。美術作品の分野では、映像、空間、インスタレーション、立体造形、音響、建築の作品を制作。

  • 志津野雷

    志津野雷

    写真家として世界中を撮影しつつ、ANA 機内誌「翼の王国」等雑誌、Ron Herman等広告撮影の他、アーティストとのコラボレーション制作にも力を注ぐ。2016年に自身の写真集である『ON THE WATER』を発売。2018年、生演奏付き映像作品『PLAY WITH THE EARTH』を発表。逗子を拠点に世界中へと旅をし、その出会いや経験を様々なフィールドで表現している。2022 年ドイツのカッセルで開催された「ドクメンタ 15」、2023 年六本木アートナイト等に現代美術家 栗林隆とともに参加。

  • 岩根愛
    Photo: Manami Takahashi

    岩根愛

    東京都出身、同地と福島県三春町拠点。カリフォルニアのペトロリアハイスクールに学ぶ。1996年より写真家として活動し、移民を通じたハワイと福島の関わりなど、土地に根ざした人間の姿を追う。

  • 茂呂剛伸
    Photo: Hiroshi Wada

    茂呂剛伸

    自ら制作した土器の太鼓「縄文太鼓」を、ジャポニズムとアフリカンを融合した独自のスタイルで演奏する。出雲大社「平成の大遷宮」での奉祝奉納演奏(2013 年)や 、フランス・パリの日本文化会館「縄文展」での演奏(2018 年)など、国内外で活躍中。縄文太鼓の作陶活動では 2010 年に「北海道陶芸展」新人賞、2022年に札幌文化団体協議会札幌文化奨励賞、2023 年には北海道文化奨励賞を受賞、銀座・galleryQ、上野・東京都美術館、パリ・日本文化会館などで個展を開催。

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