演劇プロジェクト「もしもし演劇部」
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10代から20代の参加者が三度の奈良美智展についてリサーチし、感じたことや思ったことをもとにオムニバス形式の演劇を創作し、展示室内で上演します。演劇でアウトプットすることで、あらたな視点から三度の展覧会を捉えなおす試みです。
活動の記録を「note」で公開しています。記事はこちら
【参加募集】※募集は終了しました
弘前れんが倉庫美術館がれんが倉庫だった頃、
2000年代に3回にわたり、れんが倉庫で開催された現代美術作家・奈良美智の展覧会
その記憶をたどって、短いリーディング演劇をつくり、上演するプロジェクトです今から20年以上前、弘前れんが倉庫美術館がれんが倉庫だった頃のこと。
れんが倉庫の持ち主が一本の電話をかけました。「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」この電話がきっかけとなり、れんが倉庫で弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会が3度にわたり開催されました。この展覧会にはたくさんのボランティアスタッフが関わり、全国から多くの来場者が集まりました。中には弘前の街に変化をもたらしたこの出来事を「奇跡の展覧会」と呼ぶ声もあります。
作家と地域の人々が展覧会の実現に向けて協働し、ホコリまみれの倉庫をアートの展示空間へと生まれ変わらせた数ヶ月の出来事。個々の体験の記憶も様々。本プロジェクトでは記録集などには残りにくい個々人の体験の記憶をリサーチしながらオムニバス形式の演劇作品を創作します。
完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中に展示室でドラマリーディング(朗読劇)形式で上演します。 ワークショップでは講師としてひろさき演人の鎌田龍さんとドラマナビコーディネーターの太田歩さんを招き、共に活動します。そして私たちは今、みなさんに呼びかけます。「もしもし、演劇部やりませんか?」
※対象年齢を変更、募集期間を延長しました
対象
15〜23歳13〜25歳の弘前市内に在住・在勤・在学の方募集期間
2022年7月9日(土)〜9月30日(金)
募集人数
10名
※定員を大幅に超えるご応募があった場合は申込書類をもとに選考いたします※先着順。定員に達し次第募集を終了します活動期間
9月下旬〜12月:月2回程度、原則土日で全11回(うち1回本番)の活動予定
※12月は本番に向けて集中的に活動を行い、12月18日に本番の上演を予定しています活動予定日程
活動①: 9月29日(木)18:30-20:30 *夜間活動
活動②:10月15日(土)10:00-15:00
活動③:10月29日(土)10:00-12:00
活動④:11月05日(土)10:00-12:00
活動⑤:11月23日(祝・水)10:00-12:00
活動⑥:12月03日(土)10:00-14:00
活動⑦:12月04日(日)10:00-14:00
活動⑧:12月10日(土)10:00-14:00
活動⑨:12月11日(日)10:00-14:00
活動⑩:12月17日(土)*時間未定
本 番:12月18日(日)*時間未定、上演時間は60分ほどの予定ワークショップ講師
鎌田龍(ひろさき演人)
太田歩(ドラマナビコーディネーター)応募条件
※高校生は保護者の承認が必要です
・演劇経験の有無は問いません
・13〜25歳で当プロジェクトに興味のある方
(例えば…演劇が好き、興味がある、身近な歴史をたどることに興味がある、弘前が好き…など)
・活動に全日程参加可能な方申込方法
(1)グーグルフォームにて必要事項を記入し送信
申込フォーム(2)申込書に必要事項を記入のうえ当館へ持参、郵送またはFAXにて提出 ※9月30日当日消印有
申込書宛先:
〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1 弘前れんが倉庫美術館
弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」演劇プロジェクト 係選考結果
応募者全員に順次、郵送で通知します。
注意事項
・写真の応募は、応募者自らの判断と責任において行うものとします
・応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当館の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません
・応募の際のインターネット通信料・通信費および郵送費はご自身での負担となります
・著作権に反する写真、公序良俗に反する写真、他者のプライバシーを侵害する写真のご応募は無効です
・応募写真内の被写体によって肖像権等の第三者の権利侵害があった場合、当館は責任を負いません応募先/お問い合わせ
弘前れんが倉庫美術館
〒036-8188 青森県弘前市吉野町2-1
0172-32-8950
exchange@hirosaki-moca.jp
プロフィール
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鎌田龍|ワークショップ講師
劇団「ひろさき演人」主宰。1989年生、弘前市出身。劇団ではほぼ全ての作品の脚本・演出を手がけるほか、ボイスアクトクラブ(弘前市立中央公民館)にて市内の小中学生とともに朗読劇を製作する活動も行っている。
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太田歩|ワークショップ講師
ドラマナビコーディネーター。北海道出身。弘前大学卒。上京後、児童青少年演劇の制作や文化庁主催「コミュニケーション能力向上事業」コーディネーターなどを経験。2021年、弘前市岩木地区地域おこし協力隊着任。ドラマ手法を活用した演劇ワークショップを中心に活動中。